週刊少年サンデー 11号

いでじゅう!
何はさておき、いでじゅう。このカラー表紙の、「○○の夢をよく見る…」っていう流れのあれ、元ネタがあるのかな?いや、何もないとすると、確か「八神くんの家庭の事情」(楠桂)かなんかで、似た構成のトビラがあったんで、そのパロディじゃないかって話なんだけど…もっと有名な元ネタがありそうだよね。
そんな流れから始まる今回の目玉は、森さんがついに自分の気持ちに向き合って、逆に林田に告白することを決意するって話なんだけど、連載初期から持ってる大掛かりな話だった割に、やけにあっさり…というか、不思議なノリで進行してて、ちょっと面白かった。
決してメインではなかったけど、中山の吹っ切り方の方がなんともドラマで、ふっきりを悟った皮村の、「がんばった」って台詞もさらにドラマ。あー、格好良い。
何とも決まらない、でも確実に決まってる、あー、いでじゅうらしさなのかも。何か楽しくて、普段、単行本が出るまで読み返したりしないのに、2度読んでしまった。
で、ぜんっぜん関係ないんだけど、森さんがチョコを作るあたりは、久しぶりにながいけん風のノリだったね。


ハヤテのごとく!
コメントによると、今回は、『不味い料理の具体的な表現』がしたかったそうな。なるほど、油の代わりにママレモン。不味いっていうか、マズいよね、それ。普通にもどして不思議じゃないですよ。
病人に、そんなに油入れたもの食べさせようとしちゃうあたりも「料理下手」の表現の一環なのかな?