週刊少年ジャンプ 7号感想の追記

武装錬金
…といいつつも、ちっとも武装錬金の話じゃないんだけど。
ジャンプの感想サイトさんをちらほら見ていると、「出歯亀」って単語は意外に知られてないのか、覗き(この場合は女湯とかの覗きだよね)の常習者のこと、っていう補注をつけていたり、「どういう意味?」とか、「調べてみたらこんな意味だった」とか書いてあったり。
まぁ意味としては上にあるように、覗きの常習者ってんで良いし、その語源が、明治の頃、強姦殺人の犯人として捕まった人(池田亀太郎)が覗きの常習犯で、「出っ歯の亀」とか呼ばれてたため、っていうのも比較的有名な話なんだけど、そこらへんのことに関して、もうひとくさ。
覗きの方はまぁ置いておくとして、強姦殺人に関しては、公判中、被告側は冤罪を主張しつづけていたということも、上記の語源を知った人なら、併せて覚えておきたい。
最終的には無期刑が確定したんだけど、主だった証拠はなしに、自白が大きな決め手となっての判決で、拷問も容認されていた当時の取調べ方法*1においては、冤罪の可能性は捨てきれない、ってことです。


うん、分ってる、分ってる。ジャンプの感想でも、武装錬金の感想でもない。うん。

*1:っていうか戦後だって、公然とあったわけですが。