週刊少年ジャンプ 42号

ワークワーク
この漫画の致命的な欠陥…というとファンの方には怒られそうなんだけど、白黒の漫画って、赤も黒もベタで表現するから、赤い血と黒い血の区別がないんだよね…。
いや、それだけなんだけどさ。


DEATH NOTE
月(ライト)とLの格闘シーンが派手で良い。月(ライト)のナックルで吹っ飛ぶL。すごいパンチだ。それに対して「一発は一発」と、報復のキックを放つL。ってかこのキック、モーションが正確にはわからないけど、カポエラの蹴り? 間違っても一般人のキックじゃない。
ってのは本筋じゃないけど、Lも意外に大人気ない。途中でいろいろ考えてるけど、殴られて蹴られてはやってるわけだし、あまり筋道の通った推理手段とも思えないし。
一方で、ミサの仕事が取れたと喜ぶ松田さん。やめろと注意されても、容疑者を「ミサミサ」と呼ぶ松田さん。月(ライト)やLからの扱われ方もやけにひどい松田さん。ってかLって、いつの間に松田さんのこと「松田」って呼ぶようになった?ちょっとひどいぞ?
ところどころ軽いノリを混ぜるようになったのは、ちょっとした方向転換なのかなあ?


武装錬金
あれ?カズキ、あっさり生き返ってる。まぁもちろん、死んだとは思ってなかったけど。
パピヨンさんの正式参戦も決定。早坂桜花も再び核鉄を得て、やけに嬉しそうに戦線復帰。キャラクターがそろってきましたよー。
そして逆にカズキ…っていうか斗貴子さんの元を去る、中村剛太。まぁね、斗貴子さん、カズキにばっかり構いすぎで、剛太の存在すら忘れてたしね。
今週のハイライト。斗貴子さんの、リック・フレアー張りのサミング


Mr.FULLSWING
先週の、「除籍はハッタリだ」発言に関して作中で何かと言い訳。後付け理由っぽさは全開なんだけど、ここらへん、何かしらの方向転換を迫られたんだろうなあ、と、大人の見方をしてしまう。
居残り組も試合に間に合って、フルメンバーでの試合になりそう。主人公格を抜いての試合なんていう、(連載的に)大冒険なことはしないということね。うん、(高校野球の性質上)正しいと思う。


いちご100%
西野と淳平の二人旅行編のつづき。
「どうしても思考がHな方向に…」と苦悶する淳平だけど、まぁこの状況ならそう思わない方が不健全だよね。逆にこれで「そんな気ない」なんて話になったら、西野の方がちょっとアレですよ。
…まぁ掲載雑誌や物語の性質上、最終的には何事もなく終わるんだろうけどね。うん。


未確認少年ゲドー
うん?冬虫夏草はそういう形では…と思っていたら、巻末の作者コメントで注釈がついていた。キノコっぽいイメージを重視した絵にしたとのこと。うん、まぁ良いんだけどさ。うそちく*1を意図的に混ぜ込んだ漫画なわけだし。でも、そのコメント、単行本になったら収録されないよ?
今さらながらに思い出したけど、鼻行類*2。あの本を楽しむイメージで読むのが、恐らく作者の意図するところなんだろうなあ、という気がする。
…まぁぼくが高校生の頃、同級生のケントくんは、あまりに本当っぽく書いてあるその本を本当のことだと思い込んで、みんなに話していたけれど…。そのケントくんも、今ではお医者さまですので、世の中分かったもんじゃない。怖いお話。(例によって話が脱線)

*1:嘘うんちく

*2:鼻で歩く生物がいたんだけど、核実験で絶滅しちゃったんだよね、っていう設定で書かれた、研究論文風の著作があったんです。