週刊少年ジャンプ 41号

DEATH NOTE
月(ライト)とミサの関係が面白い。デスノート関連の記憶がなくなると、そのまんま「押しかけ彼女」みたいな設定なのね?いわゆる「押しかけ彼女」っていうと、コメディ色の強いラブコメの典型だったりしたのに*1、ちっともそんな雰囲気がしないのは、月(ライト)があまりに冷静に反応を返してるからかな?
ついでに言うと、周囲のみんなが、当然のように”月(ライト)はプレイボーイ*2”として扱ってるのが面白い。夜神父は頭抱えてるけど。ちょっとハードになりすぎた路線を、少し柔らかめに修正してるのかな?
一方でレムが新たについた人は、大企業のトップ候補の一人みたい。数人いるうちの誰かは分からないけれど、この部分はあんまり謎にしないで出しちゃうのね。こっちは知恵比べというより、利権争いみたいな感じで、美しくない描写になってる。
どうやって収めていくんだろうなあ?


ワークワーク
まだまだびみょー。どうやら赤い血の人間ってのは、黒い血の人間から無条件に憎まれるものみたい?でも途中で子供が我に帰ってた辺り、血に秘密があるのかな?(黒い血の子供は、確かあの少女の血に触れてたっぽいし)
神様(少女)を狙う他の防人が現れたりして、さっそく少年漫画誌的な盛り上がり方も見せてるんだけど、あんまりわくわくしてこないのはどうしてかな?もう少し読んでいきます。
それはそうと、この漫画がそこそこ流行れば、「防人」を読めない子供が減るかも?とはいっても、小学校5年生くらいだっけ?習うの。
ぼくらよりもう少し上の世代になると、さだまさしのおかげで「防人」を読める人が増えるのかな?
何でこんな話してるかっていうと、ぼくが小学生のとき、「防人」の読み方をすぐには覚えられなくて、何か口惜しかったからなんだな。


魔人探偵脳噛ネウロ
読み切り。切り口とかは違うんだけど、すごく「DEATH NOTE」を意識させてしまう漫画。実際に作者が意識してるかどうかは別として。
もちろん、「DEATH NOTE」は本格派の雰囲気を漂わせてるし、こっちはそういう雰囲気はあまり出していない、っていう違いはあるんだけど。そういう意味ではこっちの方がジャンプの本来の読者層*3には合ってるのかな?
絵の下手さはちょっと気になるけど、絵を毛嫌いして良作を読み逃している人を何人も知っているから、その部分はまずは目をつぶろう。比較的面白かったんだけど、絵とか「DEATH NOTE」の雰囲気を想起させちゃう部分とかで損をしちゃわないか、ちょっと心配。
ってこれぼく、新連載のつもりで読んでたんだけど、読みきりだったのね。読み切りとしては良い感じにまとまってたんじゃないかな。謎解き物と思うとあまりに謎解きがちゃちいけど、これは謎解き物風の雰囲気を持った、怪奇物が近いものね。


未確認少年ゲドー
あら?新展開…っていうか日常編再び?終わるわけじゃないのか。そうか、ちょっと良かった。


いちご100%
高校生の二人旅行。淳平、以前、唯とも旅行してるでしょうよ。まぁちょっと勝手が違うけど。ってかそういえば唯って、いやに素直にフェイドアウトしていったよね。さつきもびみょーにフェイドアウト気味なのかな?…がんばれよ、さつき(趣旨と違う)。


武装錬金
人工呼吸ネタは、海辺でのストーリーでは欠かせないものですね…って、今ここでやるんですか?和月先生?その空気読まなさっぷりは大好きです。やっぱこの漫画はこれでなきゃ☆
パピヨンさんは意外に健康そうに生きてるじゃない。せっかくの再登場だから、活躍を期待。


Mr.FULLSWING
えー?そんなにあっけなく、除籍免除?っていうか、「除籍はハッタリだ」ですってー?何かもう少しドラマ作ろうよ。おざなりすぎるよ。牛キャプテンも蛇先輩もドラマなく復活しちゃってるし。
ってか、もしかして次の試合はかっ飛ばし?


ぷーやん
始まったときからそんなsmellがしてたけど、こんなにも王道に終わる(打ち切り)なんて。王道過ぎて、ちょっと涙を誘う。

*1:うる星やつら」とか

*2:古い表現なんだけど、他にいい言葉が思いつかない…。あと、夜神父とかならこの言葉を選択するはず

*3:でも、どっちの方がお金を落としてくれるかってことを考えると、この「本来」の地位は非常に危うい