週刊少年ジャンプ 5・6合併号

DEATH NOTE
何ていうか、すごい。テレビ局は動かすわ、省庁を動かすわ。警察に残った元キラ捜査班が、こっそり捜査を続けてるわ。最後のはちょっとご都合主義的かなあ、という気もしなくもないけど、これで火口はTHE ENDって感じなんだろうけど、この後、素直にデスノートの話をするのか、所有権を放棄したりとかしちゃうのか、ってのは気になりどころ。でも、素直に言ったところで、ノートに名前を書けば人が死ぬ、なんて、聞いたって信じられないしなあ。


スベルヲイトワズ
ろくでなしBLUES」の森田まさのりの読みきり。この人は、絵がこれだけ硬派系に上手いのに、本人は笑いがやりたくて仕方がないって感じのイメージだけど、まさにそれをストレートに表したかのような、芸人漫画。
マガジンで芸人漫画が連載された時にも思ったんだけど、こういう漫画は難しい。例えばすごく強いってのは、光線出したり、とんでもなく速く動くっていうのを絵で描けば良いし、すごい音楽性だ、とか、すごい演技だ、っていうのも、周囲の人間が圧倒されている様子を描けば表現できる。だけど漫才の面白さってのは、普通に面白い漫才の台本を書けないと表現できないのよね。極端な話、芸人の漫画を描ける人は、漫才の脚本が書けるってことになっちゃう。
つまるところ、こういう漫画は難しい…って言う結論ではなくて、こういう漫画はまだまだ発展の余地があるって話なんだけどさ。
ところで、作中に出てくる「和田大和田」っていう芸人さん、「テレビで見るのとイメージ違うよ」みたいな言われ方をしていたけど、少なくとも片一方は別に偉そうにしてなかったよね。むしろ懸命に相方をなだめてた。
ぼくもそこそこヘビーな*1ラジオリスナーだったんだけど、同じ番組をずっと聞いてると、常連さんの名前どころか住んでる場所*2って何となく覚えたりして、「あ、この人、うちから近いじゃん」とか、果ては、「あ、この人、北海道から東京に引っ越した」とか思ったりするくらいだから、作中の二人も、互いに「近いな、こいつ」とか思ってたんじゃないかなあ?なんて。
しかし、クラスにはがき職人って、いたよねえ。ぼくも少しくらいは書いて送ったりしてたけど、数えるほどしか読まれなかった。あ、ぼくが聴いていたのは伊集院光のラジオね。あと、林原めぐみのラジオ。


Mr.FULLSWING
やっぱりほっぺ先輩は噛ませ犬でしかないわけで…。にしても、これだけキャラを立たせておいて、噛ませ犬っていうのもかわいそうだけどね…。


いちご100%
夏休みがやっと終わって、何とも強引な企画のまかり通ってる学園祭。ああいうカップル限定企画って、高校ってよりは大学でありそうだけどね。
で、そんな企画とは関係なしに*3、積んである荷物が崩れて動けなくなった真中に、既成事実を作って迫ろうとするさつきっていう、こう、この世界には良くある構図に。うーんとね、そのものズバリな既成事実は今のところないけど、健全な高校生としては、ある意味十分な関係が、君ら、あるから。…まぁさつきとだけじゃなくて、他のメンバーともあるんだけどね。
外村妹が、びみょーに真中を気にしてたのが、ちょっと嫌な予感…。


武装錬金
一寸法師斗貴子さんは34cmあったから、4cm残ったって、4cmもあるもの飲み込んだらさすがに分かるって。いや、分かったところで中に入られちゃったらどうにもならないんだけどさ。
久しぶりに「臓物をぶちまけろ」の決め台詞が出たけど、まさにそのものな状況に…なるのかなあ?


未確認少年ゲドー
格闘大会編が、長くは続かなさそうな雰囲気で、良いやら悪いやら。いや、まぁもしもこの漫画を、この方向性で続けていくのだとしたら、それに対してはNoだから、「良い」なんだ。うん…。


あれ?そうえいば、新春恒例の4コマ企画って、今年、あった?…まぁ毎回、あんまり面白くないんだけどさ…。

*1:プロレスで言うとJrヘビーくらいで。

*2:都道府県市町村レベルまでね

*3:いや、ストーリー上はないわけではないけど