WWE PPV アルマゲドン

ロブ・ヴァン・ダムレイ・ミステリオ vs レネ・デュプリケンゾー・スズキ
直前のSmack Dwon!で王者と挑戦者の入れ替わった、タッグ王座戦。最近、ぼくが見慣れてきたせいか、本人がうまくなっているのか、かなり良い感じになってきたケンゾーが、今日も頑張ってる。ブーイングも大きかったしね。
途中タズの、「ケンゾーは男前だ」みたいな発言に対して、コールが「ヒロコの好み」って返すのまではいつものパターンだったんだけど、さらに、「ズボンもブカブカだしな」「何のこと?」「とぼけるな」って掛け合いがあるのは面白かった。タジリの時も言ってたよね。ちなみに言っておくと、ズボンがブカブカなのはアレがアレだから、小さいズボンだとアレなせいっていうお話ですよ?スケールの大きな話だ。
…なんてちょっとほめてたら、619をくらい損ねてびみょーな動きをしちゃうケンゾーさん。…あー。まぁ、仕方ないか。で、そんな技が出てるってことは、RVD&ミステリオ組が王座防衛。


■カートの招待試合。カート・アングル vs サンタクロース…え?サンタ?
毎日娘のために闘ってるのに、娘はぼくじゃなくてサンタに手紙を書くことに夢中だよ。だからお前は嫌いだ!っていって、試合開始。なんだ、誰かビッグネームがサンタの仮装をしてるわけじゃあなかったのね…。今日のカートの試合は、ビッグ・ショーとのハンディキャップマッチだし、少しカートが痛めつけられてても良かったかなあと思ったのに。


マイク・ミザニン vs ダニエル・ピューダー
タフ・イナフの最後の2人のボクシング対決。UFC出てたっていうのが、ダニエルで、テレビ番組に出てたっていのが、マイクね。
今回のタフ・イナフは、結構面白かった気がする。良いタレントがそこそこいたんじゃないかな。ディーヴァコンテストよりだいぶ面白かったよ。そんなタフイナフも、これで確定。普通にボクシングやるだけなら、ダニエルの方が強そうだけど…まぁUFCでどういうスタイルだったのか知らないしなあ。
KOじゃなければ会場の歓声で決めるのか。あのグローブに、ヘッドギアついてるし、ラウンドが短いから、KOはなさそうだなあ。
で、やっぱりKOはなくて、試合で押してたダニエルが勝利。まぁこの勝敗と、タフ・イナフの勝敗は関係なくて、結局ファン投票で決まるんだけれど。UFCのやつの方が、色々使えそうかな?


■バシャムブラザーズ vs ハードコア・ホーリーチャーリー・ハース
ボーナスマッチらしい。どうりであんまり必然性がないわけだ。
リング外に落ちたハースのところにドン・マリーが介抱に現われて、それを引き離すためにミス・ジャッキーが登場。二人の争いをハースが仲裁しているのを注意しに来たホーリーが、丸め込まれてあっさり終了。あ、その前にバシャムズお得意の入れ替わり戦法があったかも。まぁ、どうということはない試合だったなあ。


ロイヤルランブルのCM
ウェストサイドストーリー風のCMが面白かった。あの時代のファッションに、スパスタが扮してるってのが何よりも。びみょーに、ジェリコに違和感がない。


ジョン・シナ vs へスース
ストリートマッチルールのUS王座戦カリートが怪我してるから、へスースがやるみたい。うーん、親分が防衛できなかったのに下っ端が出てきてもなあ。
おぉ、久しぶりに凶器で竹刀を見た。って、竹刀が、「kendo stick」って呼ばれてる。以前、シンガポールケインって呼ばれてたけどね(で、そのたびにピーって入ってたけどね)。
あー、場外や客席でシナがへスースを散々いたぶって、最後だけリングに戻ってFUで決着。なんか、シナ、無敵モードだなあ。
あんまり触れられなかったけど、シナがしっかり、チェーンを取り返してたなあ。


■ドーン・マリー vs ミス・ジャッキー
スペシャルレフェリーは、チャーリー・ハース。こりゃあ、ジャッキーの婚約者*1のハースがレフェリーなんだから…って、ドーンがタイツつかみでスリーカウント奪取?
何がなにやら…と思っていたら、ハースがジャッキーとの婚約を解消。あー、WWEは、リアルでくっつくと、ストーリー上では別れさせるよねえ。それでハースはドーンと(ストーリー上では)くっついてヒールターン…とは行かずに、ドーンにも暴言を吐いて、まぁヒールターンそのものはしたっぽい。新しいキャラクター付けに期待しましょう。


カート・アングルルーサー・レインズマーク・ジンドラック vs ビッグ・ショー
3対1のハンディキャップマッチ。でも、ビッグショーが志願試合なんだって。
3人いるのに何となくビッグショーを怖がるカートたちも面白いけど、ビッグショーが散々攻め込まれても、一発で逆転しそうで…って書いてるそばから、盛り返した。
で、そのまま大暴れした後に…え?F5?なんだってそんな技でフィニッシュ?レスナーに、帰ってくる場所はないよ、ってアピール?もしくは頑張れって言う檄?最後の最後で、よく分からなかったよ??


■フナキ vs スパイク・ダッドリー
クルーザー級王座戦。PPVでフナキの試合を見るのなんて、どれくらいぶりだろう?スマックダウンでだって、あんまり試合してないのに。まぁ何にせよ喜ばしいこと。…スパイクになめられる存在ってのも、びみょーなスタンスだけど…。まぁそれもありですよ。
そうかあ、フナキってもう8年もWWEにいるのか。何気に長いんだなあ。
アブドミナルストレッチ風のいため技が、ギロチンの一種って、どういう意味なんだろう?この場合のギロチンが、レッグドロップのことじゃないのは確かなんだけど…?そして、エンズイギリが肩にヒットするという、不思議現象。いや、延髄ってどこよ?WWEの実況だと、良くあるけどね。
決まるとしたら、スパイクのズル勝ちか、フナキさんの切り返しスリーカウントだろうなあ、と思っていたら、なんかびみょーな流れの中で、いきなりフナキが丸め込みでスリーカウント。あー、最後がちょっと惜しい!
ってでも、クルーザー級王者じゃん。すごい!是非ともこのまま日本にも来ていただけると、応援のしがいもあるってものよね。


JBL vs ブッカーT vs エディ・ゲレロ vs アンダーテイカ
WWE王座を賭けた、4WAYマッチ。
JBLファミリーの面々が、ベルトと最後のお別れをするかのようにJBLを見送る。あんまりヒールっぽくない…と思ったけど、良く考えたらベビーフェイスならこんなことにならないや。さすがにこの入場の仕方だと、ブーイングも起こってない。…っていうか、声援も起こらないから、すごくびみょー。たまに野次は飛んでるみたいだけどね。
続いて、ブッカーTとエディさん、テイカーさんはいつもどおりの入場。最後の最後までJBLはベルトに執着してて、いやー、完全に良いキャラ作ったなあ。JBL
試合が始まってみると、当然みんながJBLのことを攻めるんだけど、ブッカーTやエディが、テイカーを攻めることもあるわけで。で、そうすると、ブーイングが起こるのね。すごいなあ、テイカーの人気も。
JBLが実況席上にブッカーTパワーボムしたとき、ブッカーTの身体に配線が絡まって、ちょっと危なかったけど、難なく切り抜けて、良かった。ってかパワーボムが不完全だったときに、すぐさまエルボー投下で説得力をもたせたJBLも、良かった。
にしても、シザースキックは何の理由もなくエディに返されちゃうし、フロッグスプラッシュ2連発は、テイカーさんの起き上がりで無効化されちゃうし、かなり熱くなってる試合ですよ。普通のフィニッシュムーヴじゃ終わらない。
しかしテイカーさんだけはずっと大暴れだなあ…と思ったら、JBLツームストンの体勢に捉えたところで、ハイデンライクがいきなり乱入。あー、ここでテイカーが脱落してい…ってあれ?いきなりJBLブッカーT押さえ込んで勝った?え? どうやらカメラがハイデンライクのコブラクラッチを映している間に、リング上ではJBLクローズラインフロム・ヘルブッカーTを捉えていたみたい。これは完全なカメラワークのミスですよー。もしくはハイデンライクが、コブラクラッチなんていうちょっと注目しちゃいそうな技をかけるのが悪い。


結局、JBLの防衛で終わったアルマゲドン。そうね、いくらタイトルがアルマゲドンだからって、何でもかんでも終わらないよね。最後の二試合が結構良かったから全面的に許す!…けど、ちょっと見所がなかったかなあ…?

*1:ストーリー上でもリアルでも