週刊少年ジャンプ 2号

DEATH NOTE
前回書いたシナリオ通りに計画が進んでいく回。計画の時に仮定で話していた話が、びみょーに現実の設定に変更されているあたりに、リアリズムを出している感じがして面白かった。植木鉢の下の鍵が、キーロックになってたりする辺りね。個人的には、松田さんが倒すついたての形が変わってるのが変にヒット。感心させられちゃった。
最後に火口が家を飛び出すシーンで、拳銃を持っていったところが、何か不測の要素の一端になるのかな?見張りの泥棒の人は、「所持品はバッグひとつ」って報告を出しちゃってるし。


ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
連載初期は一話完結形式で、悪霊を退治して行くのかなあと思っていたら、さっそく本筋のストーリーみたいなのが出てきちゃった。えーっと、最終的にどっちがいいのかは分らないけど*1、個人的には、一話完結形式で世界観を築いていって、ある程度経ってからムヒョの過去に迫る、とかの方が良いような気が。素人考えかな?


武装錬金
合体中に異物介入で合体失敗って、それ、その場にあった土煙とか、下手すりゃ瓦礫とかも介入の対象にならないかい?ってそういえば、空中で合体(?)してたなあ。なんにせよ、結構気持ちの悪い能力だわよね。あの絵の描き方のおかげで、結構綺麗に見えたけど。


いちご100%
そういやこの漫画の中では夏だったっけ。ある意味、常春の世界ではあるけれど。
たまに思い出したように疑問に感じるのは、西野は自分自身をどういうスタンスに置いてるんだろう?ということ。ちゃっかりきっかり、真中争奪戦には参加してる感じっぽいよね。…まぁ愚問か。
やっぱりストレートに全てを表現してくるさつきに好感が持てる…というと、多くの方から異端児を見る目で見られるけれど、まぁこの漫画を楽しんでる時点で異端j…ぐむぅ。
東城が、びみょーに計算高く見えるのは、多分ぼくの変な視点が介入してるせい…かなあ?


未確認少年ゲドー
あ。さり気なーく、ゲドーくんの故郷の病気のことは解決しちゃいましたよ?敵は密売組織に絞られたってことね。
今までずっと「尾羽」で通してきた羽を、いざもらう段になって、「正確には××羽」(ぼくが覚えてない)とか、訂正して、子供たちに間違った知識を植え付けないように配慮しているのが、ステキ。…今まで、あれだけウソチク*2混ぜてきたっていうのに…。


Mr.FULLSWING
ギャグなしですか?蛇先輩、死にそうな勢いでしたよ?…これ、地区予選なんだけどなあ…。


■キノコ島の奇跡…だっけ?(タイトル失念)
読みきり。21世紀とは思えない、手塚治虫遺伝子を(恐らく勝手に)受け継いだ絵柄で、コエカタマリン*3に応用されそうな発明をする話。ストーリーとかも綺麗にまとまってるんだけど、このあまりに手塚ライクな描き方に、目を奪われてしまった。いや、主人公が、まるで手塚先生の自画像みたいなんだもの。
ジャンプというよりは、アフタヌーンとかに似合いそう。今はあんまりなさそうだけど、SF漫画誌みたいなものがあれば、そこがいいんだろうなあ。

*1:一話完結形式って、打ち切りしやすいからね。

*2:嘘うんちく

*3:ドラえもんひみつ道具