WWE PPV TabooTursday

うわ、ホントに火曜日にやってるし。慌ててビデオに撮りましたよ。まぁ見るのは今日になっちゃうんだけどね。


クリス・ジェリコ vs シェルトン・ベンジャミン
IC王座戦
ジェリコのお相手は、シェルトン・ベンジャミンに決定。かなりの大差だったけど、直前のRAWのアピールが効いたのかな?今までジェリコとは特に因縁とかもなかったものね。あと、それだけベンジャミンの人気が上がってるってことよね。…ぼくはまだ、そこまで認めてはいないんだけど…フィニッシュムーブも知らないし。直前のRAWで使ったTボーンスープレックスなのかな? デビュー当時はドラゴンウィップだったけどね。
…って、まさにTボーンでジェリコに勝った。うわー。IC王座は移動かあ。
で、これでジェリコはIC王座には区切りをつけて、世界王座に標準を…しぼってくれると、個人的には嬉しいなあ。


世界王座挑戦はショーン・マイケルズ。えーっと、負傷はリアルの話ですよ?昨日(RAW)の試合の後半、結構やばかったよ?…大丈夫なのかなあ?


■女子バトルロイヤル
トリッシュ・ストラダス、ジャズ、ニディア、ゲイル・キム、モーリー・ホーリー、ビクトリア、トリッシュ・ストラダスが参加の、女子王座争奪バトルロイヤル。衣装はスクールガールファッション。
ジャズのスクールガールファッションはどうなんだろう?と、ちょっと不安に思ってたんだけど、格好よく仕上げてきたなあ。すごいな、WWEの衣装班*1。その代わり、ビクトリアの格好がびみょーだった。まぁ、似合う似合わないはあるよね。
まぁこの試合の経過はどうでもいいや。トリッシュが防衛。


■ケイン vs ジーン・スニツキー
投票の結果、使用可能な凶器はチェーンに。…まぁぼく的にはどの凶器でも良いよなあって気がしちゃってたけど、票は結構はっきりと分かれたみたいね。
この二人の対戦も、まぁ一概にスニツキーが悪いとも思えないし、ケイン自身かなりヒールだし、何かとびみょー。
ところでこの試合、ノーDQってわけじゃないんだよね?鎖の使用のみOKなんだよね?…だとすると、鎖で首をしめるのは反則なんじゃないかと…思うんだけど、まぁ気にしちゃいけないのよね。イス使っても、レフェリー、何も言わないしね。
何のアクシデント性も、ズル性もなく、スニツキーがケインを圧倒して勝っちゃったよ。ケインはもっと怪物キャラなはずなのに。うーん…。
ケインを心配そうに見るリタにも、うーん…。
うわー、担架で運ばれてるケインを襲ったスニツキーに対して、JRが「Son of a Bitch」を連呼してる。さすがPPV。ピーって入らないよ。


エリック・ビショフ vs ユージン
ビショフは結構好き。…とか書いてたら、さっそく試合が決まってしまった。あれー?ユージンが負けて、丸刈りにされるんだとばかり思ってたのに、ビショフが負けちゃったよ。罰ゲームが丸刈りっていう結果は、そのとおりだけど。
コーチとビショフが悪あがきをしているところに、ビンス登場。リングインの直前に、「No chance in Hell」って言ってたなあ*2
会場は一気にマクマホン劇場と化して、ビショフは髪を切られるし、コーチはドレス(?)を着せられるし、大盛り上がり。ビショフが毛染めしてるって罵られてたけど、WCWのとき、金髪だったよねえ?まぁいいか。


今日はよく、「Son of a Bitch」を聞くなあ。


■ラ・レジスタンス vs クリス・ベノワ&エッジ
世界王座挑戦に漏れた二人が、タッグ王座に挑戦。
ラ・レジスタンスは今日もカナダ国歌斉唱。ぼくカナダ国歌って、ラ・レジスタンスが歌うのしか聞いたことないから、これがカナダ国歌なのかと思っちゃってるけど、きっと危険だよね。あ。今回の対戦相手は、どちらもカナダ出身ですよ?カナダ国歌斉唱は、あながち間違いじゃないじゃん。
エゴ爆発のエッジと、頑固一徹ベノワさんのタッグ。前に二人でタッグ王座を持っていたけど、その時とは若干勢力図が変わってるからなあ。ベノワさんはあんまり変わってないんだけどね。
途中、エッジが、観客席の野次に反応して暴言吐いているところに、ベノワがなだめに来るシーンとか、結構良かった。会場を巻き込む興行って、やっぱいいよね。イタラクティブPPVと銘打つだけある。
…あ。タッチを認められなかったエッジが、拗ねて帰った…。これまで、エッジとベノワの間になんだかんだ目立った対立がないなあ、と思っていたら、一気に爆発ですよ。
これでベノワがボコられて…ってあら、ベノワが一人で勝っちゃった。あ、これは面白いかも。「このベルトは俺が一人で取ったんだ」とかベノワが主張するのよね?「じゃあ一人で防衛しろよ」とか、エッジが言い出したり?良さげ。


■クリスティ vs カーメラ
25万ドルディーバコンテストの優勝者、準優勝者の試合。…この試合は何を選ぶんだっけ?ってくらい、忘れてた。
生着替えと、ランジェリーがいいのはまぁ分かるんだけど、この羽毛が飛び散ったりするのでどう良いんだか、いまいちアメリカン人の感性はまだよく分からないなあ。何かグタグタのまま、クリスティがフォールして終わったし…。


トリプルH vs ショーン・マイケルズ
世界王座戦。…ってあれ?世界王座戦の方が、オートンvsフレアーより前なんだ?うわー、まぁ確かに個人的には、ジェリコのIC戦の次くらいにオートンvsフレアーが楽しみだったけど。
投票結果を見ると、なんだかんだ言っても、やっぱりまだまだHBKが人気なんだなあ。エッジとかでも面白いかなあと思ったんだけどね。まぁ39%の得票だから、僅差ではあるけど。
で、怪我をしているHBK。まぁ入場のときに脚を引きずるほどだったら、さすがに試合は無理だろうから、一応ギブスなり痛み止めなりなんなりをして、ある程度動けるようにはしてきてあるんだろうけど、徹底的にアングルに組み込むよね。にしても、半月板損傷だから、結構きわどい怪我だよなあ。
HBKが泣きそうな顔で試合中止をしないように頼んでるのは、何かすごい。っていうか、この試合の途中から、HBK、ずっと泣きそうな顔してるよ。ダイビングエルボーに行くときですら泣きそうだったのは、もはやこれ、リアルで膝が限界に近いんじゃあ…?でもその状態でスウィート・チン・ミュージック決めたしなあ。
バティスタが出てきて揉めているところに、帰ったはずのエッジが出てきて、HBKにスピアー。HHHが這って近寄ってカバーして、王座防衛。やっぱり、今のHBKに長い試合は無理だったみたいで、短めに納めてきたね。
エッジは拗ねて車で走り去った後、「あ、やっぱHBKのこと邪魔しよう」と思って帰ってきたのかと思うと、ちょっと面白い。


あら、ビショフ、スキンじゃなくて五厘刈りくらいなんだ?ふーん。


■リック・フレアー vs ランディ・オートン
投票の結果、試合形式は金網戦に決定。この二人のサブミッションマッチを見ても仕方ないし、妥当な結果よね。
24歳の若き才能と、業界に30年はいたであろう老獪な伝説の対決が成立するあたりがプロレスだし、それを心から楽しみにできるのがプロレスファン。ハウスショーでは人気を喰いまくってるフレアーが、久々に、思う存分目だって良いポジションに配置されたっていうのも、期待要素の一つ。
金網へのハンマースルーで早速流血したオートン。その流血した額を狙って攻撃するフレアー。フレアーが、オートンのショートパンチを打ち込んで、その拳についた血を舐めるシーンなんて、若干昭和のプロレスを感じつつも、ちょっとぞくっとするくらい格好良かった。そうそう、フレアーの肩書きは「狂乱の貴公子」でしたよ。特に髪を血で朱に染めて闘うシーンが印象的だった…ってぼくが思い出してるのは新日に来てた頃なんで、もう世界王者なんだけどね。フレアー。
フレアーが金網に半分くらいまで登ったところをタイツをつかまれて、お尻を露出。そのままふらついてロープ上に落ちて、股間を打ち付けるあたりは、完全にフレアー劇場。…フレアーはやられてるのにフレアー劇場ってのも変の話だけど。
その後も目立っているのは確実にフレアー。攻撃しているときも、攻撃されているときも。フレアーの指金具攻撃をカウント2で返したオートンが、続くイス*3攻撃をかわして、突発的にRKO。そのまま3カウントを奪うんだけど、このRKOを出す瞬間まで、主導権はフレアーが持ったままだった。
試合後、ふらつきながらもオートンに握手を求めて手を差し出すフレアー。そのフレアーをじっと見つめ、意を決して手を握り返すオートン。終始輝いていたのはフレアーだったけど、オートンもきちんとそれに呼応したし、かなり見ごたえのある試合でしたよ。他の試合も悪くはなかったけど、この試合だけでも良いPPVでしたよ。
見る機会があったら、この試合だけでも見た方がいいですよ!うん。

*1:衣装班というのがあるのかどうか知らないけど、似たようなセクションはあるだろう。

*2:口の動きの一部だけで判断なんで、違うかも。

*3:上半身だけ金網外にでたときに、引きずり込んだ。