週刊少年チャンピオン 45号

ブラック・ジャック
原作:手塚治虫、漫画:山本賢治山本賢治って、「カオシックルーン」描いてた人か。グロい描写は多いけど、読みやすい絵を描くよね。…もしかして、臓物の描写を買っての人選…いや、考えすぎか?
開始2ページ目の大鹿の描写を見た瞬間、何の話か思い出す。「大脳をお腹のあたりに移植して、頭蓋骨という枠をはずしてしまえば、もっと脳が大きく発達するんじゃなかろうか」という理論の話。それをシカで実験した話か。まぁ比較的有名なエピソードだよね。
というか、オリジナルじゃなくてリメイクなんだね。手塚版を読み返してはいないけど、ストーリーは全く同じ。先述の理論を提唱した大江戸博士の恋人役の名前が「ハカナ」だったけど、これは山本賢治版設定っぽいなあ。「カオシックルーン」のハカナと、名前だけ合わせたのかな?
大江戸博士がサングラスをかけていて、ちょっと違和感を覚えたんだけど、そうか、手塚版だと、大江戸博士の役はロックなのか!多分そうだ(よく分からない人は注釈を読むことをお勧めします→)。
ストーリーは手塚版と同じなんだけど、山本賢治版では、ナダレ(シカの名前)に人が襲われるシーンでは、内臓出まくり。やっぱこの人、内臓描くの好きなんだわね…。あと、ブラックジャック先生の表情があまりに邪悪。知らない人が読んだら*1、絶対、主人公って分からないよ。これ。…と、そういう話になると、このエピソードって、あんまりブラックジャック自身は活躍しないよね。何でリメイクするときに、このエピソードを選んだんだろう?確かに、なかなか印象に残る話ではあったけど。
まぁいきなり本間先生が亡くなる回とか、ドクター・キリコと対峙する話とかやっても、原作知ってる人しかついてこないし、主要キャラだからってピノコ登場の回をやるのはまたヘビーだもんなあ。
うわー。手塚版の「ブラック・ジャック」が読みたくなってきた!にしても、ブラック・ジャックだけで随分書いたなあ。


ドカベン スーパースターズ編
まだまだシーズン序盤。えーっと、リアルワールドではもう、プレーオフとかやってますが…。球団の数がどうこうなるまで、序盤戦で引っ張るのかなあ?と、西武戦といえば気になるのは、山田がいなくなって、カブレラは登場するのかどうか。山田がいるうちは、登場しなかったからね。


無敵看板娘
うん、確かに道端で大道芸やるには、許可がいる。東京だと、試験まであるよ!*2
めぐみの店の専属契約マジシャンにされたり、法で取り締まられたり、最近強くなったと思ったけど、まだまだいじめられキャラなのね、辻。
「犯罪者」でも「不思議な鞄を持っているやつ」でもなく、唯一、「マジシャン」として扱ってくれためぐみに随分となついてたけど…。えーっと、その、近い将来、裏切られると思うよ…?(開始数ページ目で裏切られてたのは置いておいて)
何となくオチが弱かったかなあ。
関係ないけど、最後のコマの手四つでの力比べは、婦警さん、もう少し首ブリッジ状態にならないと…(プロレスファン的見方)


かりんと。
シスコン以外は完璧超人だったはずの城戸修一が、シスコンを克服して(?)から、全面的にダメキャラになってきてしまった…。でもまあ、主人公って言うのは不完全なキャラクターがやるものだよね。うん。
旧主人公たちは、それにしたって扱いがぞんざい…というか、バカキャラになってる…。



■バキ
え?アリ(みたいな名前のやつ)の息子、勝っちゃった?あれれ?これ、チームの勝敗が決まっちゃったんじゃないの?もしかして勝ち抜き戦とかやる?老師、大活躍?ってか裕次郎の試合は?


ショー☆バン
中学野球でフォーク!打てないってのもあるけど、痛めたりしないのか心配じゃないのかなあ?ショーバンの野球部の監督は、「カーブはダメ、スライダーならいい」とか、ちゃんと指導してたけど。フォークはプロですら良くないらしいからなあ…。
で、そのフォークをあっさり取る控えのキャー(捕手)。このチームのキャッチャー事情はなかなかに難しい。


ドールガン
なるほど、操られてると、反応速度が…って、じゃあ操ってる人が見てから操る動作をするまでの反応時間は?いや、そんな真面目に理論を破っても仕方ないんだけど、気になったもんで…。ドールガンさまは反応速度ゼロで対応ですか?あー、それでもいいかも。


ロボこみ
石上くん…いや、いくら生身の女の子だからってね、うん。前に登場したときに、危険だって察知したでしょ?ね?あと、作るものが普通にサバイバルな感じの食べ物になりそうなのは、偏見か?
なんて本筋より何より、ロボ子が「ご飯作りに行こうかー?」とか言っている裏で、自分も言いたくて仕方がなさそうにしている委員長がかわいい。…見るとこ違う?そう?


舞-HiME
あー、鍵を開けるってこういうこt…違うだろう。ってか色々体張らせてる割に、陥れ方は地味ね。「みんなが来てくれないよー、えーん」でチームワーク乱すってこと?…そんな。


■チェリー
急展開と思ったら、次号フィナーレ?あら、もしかして打ち切りってやつですか?ふーん。嫌いじゃなかったけどなあ。


■柔道放物線
死神が目的忘れて終わりってオチ?えー。いや、まぁ比較的オチは投げやりな漫画だけどさ。面白かったからいいか。

*1:チャンピオン読者にそんな人がどれだけいるのかは置いておいて

*2:逆にいうと、試験に受かれば、毎回許可を取る必要はない