WWE PPV UNFORGIVEN

例によって、ビデオを見ながら感想書いてます。
■リック・フレアー&バディスタ vs クリス・ベノワ&ウィリアム・リーガル
前回のRAWでやられたユージンの仇を討つかのようなあおりの試合。やられたのはユージンだし、やったのはHHHなんで、全くもって代理戦争なんだけど。
ベノワとリーガルの巧い連携で、バティスタがつかまってる。結構フレアーがメインで闘う(やられる)ことが多いチームだから、ちょっと珍しいかな。もしくは、前回のRAWで、フレアーが頑張りすぎたか。
そんな中でも今日も決まる、いつものフレアーダウン*1。今回はレフェリーに向かって、ひとしきりジャブを打ちました。そんな動作、普段しないじゃんっての。今回はベノワは傍観。何かしてほしかったなあ。
しかしリーガルさんがこれだけ万全に動いているのは感動的。…なんていってたら、ベノワのクロスフェイスでフレアーがタップして、試合が決まった。なかなか見所のある試合だった。


■ビクトリア vs トリッシュ・ストラダス
女子王座戦。
姪っ子たちの乱入(ぼくの部屋への)によって、視聴あたわず。いや、流し見はしてたんだけど。
「ピーターパンのビデオが見たい」とか、トンチキなことを主張*2ですよ。まぁぼくの、「これ終わったらね」というやさしい*3言葉によっておさまって、一緒にビクトリアが鼻血出してたりするのを見てたんだけど。しかもWWEマニアであるところのぼくの、的確な解説付きで!
そんな中に、姪っ子の親ことぼくの姉登場。子供たちを回収していきました。渋い顔をしていたけど、気にしない。
タイソン・トムコーの介入でトリッシュがストラダスファクションを決めて、スリーカウント。その後、ビクトリアに暴行を加えようとするところに、”謎の女”が登場。トムコーにDDTを決めて去っていく。あれー?PPVでも正体明かしなしなのー?と思っていたら、トムコーがマイクを握って、対戦を要求。あれれ、出てきちゃったよ、”謎の女”。


■タイソン・トムコー vs ”謎の女”
追加試合。ってか、書いててなんだけど、すごい名前だな。”謎の女”。ちゃんとレフェリーもいるのが面白い。
あれ?今、JR。「正体は明らかです」って言った?もしかして、ヒートとか見てると分かったのかな?スティーブン・リチャーズじゃん。あー、ぼくが前に言ってたままか。拍子抜けというかなんと言うか。まぁ一番しっくり来てたけどね。
でもわざわざ、ブラとか、女性者の下着を着けて闘わなくても…。スティーブン・リチャーズ、悪い選手じゃないんだけどなあ。客のノリもいまいちのまま…って、絶対、スティーブン・リチャーズの服装のせいだよな。
途中、「オカマ野郎!」と罵倒されたスティーブンが、男色ディーノばりの”危険なクロー”*4で、盛り返すも、なんだか知らないけれどさっき破り取られたブラを拾い上げてるうちに、フィニッシュムーヴを喰らってスリーカウント。…なんか、すっきりしない闘いだったなあ。


クリス・ジェリコ vs クリスチャン
IC王座戦ラダーマッチ)。
エッジが欠場によって剥奪されたIC王座を争う試合。
序盤の実況でキングが、「ジェリコはライオン・サルトではハシゴ戦には勝てない。ライオン・テイマーでもだ。」って言ったけど、ライオン・テイマーって懐かしい!WWEでは、ウォールオブジェリコって名前だったじゃない。ちょっとびっくりした。でもそうなんだよね。アンプリティアーでKOさせておいてハシゴに上るのは可能なんだけど、ウォールオブジェリコだと、ちょっと説得力がなあ。あれ?結果が見えちゃった?
ハシゴの使い方に関してもクリスチャンが一枚上手かと思ったら、ジェリコも巧いこと扱うなあ。さすがジェリコ、器用。
どこが決まっているのかよく分からない、ハシゴ上でのリバースライオンサルトも決めて、おぉ!ジェリコが勝った!!ちょっとびっくり。なかなかの名勝負でしたよ。


■ショーン・マイケルズ vs ケイン
エリック・ビショフによって、ノーDQ戦に変更されたそうな。ビショフ、今日、一回も出てきてないのに!
HBKの復帰戦!…とは言っても、マイケルズが怪我をしていたのはストーリー上だけで、実際は産休(もちろん産んだのは奥さんですよ)だったわけで、特に感慨はないけど。でもやっぱり、客のノリはいいなあ。入場ですでに大歓声だし、まだ何もしないうちから、HBKコールが会場を包んでますよ。
今日も破壊されるスペイン語実況席。結構序盤に破壊されちゃったから、あんまり印象に残らなさそう。少なくとも、まだまだ決定打にはならないわ。
全く関係ないんだけど、ケインとリタの子供が生まれたら…みたいな話をキングがしていて、「子供のオムツを変えるのもケインだ」「マイケルズが何かしてくれるか?」みたいなことを言っていたんだけど、マイケルズは休暇中に、ともすれば自分の子供のオムツを変えていたよなあ、とか思ったら、ちょっと面白かった。
ダイビングエルボーから、スィートチンミュージックへの足踏み。会場から、足踏みを「One, Two, Three, Four…」ってカウントが入ってたのは珍しかったなあ。ちょうどTenでスィートチンミュージック発動!…するも、カウントが悪かったのか、ケインのビックブートがヒット。
その後もイスで殴ったり殴り返そうとしたらリタに奪われたりと、色々あって、ラスト。あー、最後の最後のスィートチンミュージックは、いまいち決まりが悪かった。その後のジャックナイフフォールも崩れ気味。うーん、スィートチンミュージックは綺麗に決めて欲しかったなあ。


■ラ・レジスタンス vs ライノ&タジリ
タッグ王座戦
今日もカナダ国歌は途中で打ち切り。うわ、タジリが、「経済学士を持つ」とか紹介されてる。確かに、経済学部を出たから、学士は持ってるんだけど。そうか。珍しいのか…。
あれ?今気付いたけど、ライノのタイツ、腰から太ももにかけての部分、漢字で「一番」って入ってるじゃん。タジリに聞いて入れたんだろうに。そうか。一応、タッグチームっぽくなってるのか。気づかなかったなあ。
そして今日も鳴り響く、「USA」コール。闘っているのは、タジリ。うん、キングもつっこんでたけど、おかしいから。あと、JRが、「タジリの息子はLA生まれ」って言ってたけど、そうだっけ?タジリさんの奥さん、お産のとき、日本に帰国してなかったっけ?…まぁいいか。
何かと見せ場はあったけど、タランチュラもパズソーキックも見られなかったなあ。あ、試合は旗で殴打からのフォールで、ラ・レジスタンスが勝ち。タッグは獲れなかったかあ。


トリプルH vs ランディ・オートン
オートンの入場は、まだちょっと風格が足りない(そりゃそうか)。HHHがこれ以上ないくらいの風格を漂わせて登場するもんだから、その差が目立っちゃうんだね。まぁ実際それくらいかそれ以上のキャリアの差があるんだけどさ。
試合はスローペースでスタート。あまり激しいぶつかり合いもなく、進行。まぁオートンの試合って、勝つときでも唐突だからなあ。まだなんともなあ。
うおっ?ドロップ・トーホールドからのレッグ・グレープパイン?ちゃんと足を組ませないインディアンデスロックみたいな技なんだけど、すごく綺麗な流れで入った。HHH、この図体で器用だよね。それ以降もずっと、得意の*5足攻めだし。途中、思い立ったかのように足四の字。JRは「嘘でしょ?」とか驚いて見せたけど、以前にも何度かやってるよね。
あー!レフェリーのダウン中にRKOが決まった!こ、これは、オートンの負けってパターンに違いない。レフェリーがいないことをいいことに、さっそくフレアーとバティスタが乱入…するも、軽くいなされる。で、どういうわけか、ここでコーチが代行レフェリーとして登場。さらにバティスタがスパインバスターを決めるも、決着はつかず。ってか、ここでなぜコーチ?いや、例えビショフが出てきたとしても、よく分からないけど。
その後、ちょことことフレアーやバティスタの乱入があったりして、ついにHHHのイスが、オートンの額を捕らえる!さらにグロッキーなオートンを引きずり起こして、イスの上にぺディグリー。ダウンしていたレフェリーを、バディスタがリングに抱えあげて、スリーカウント
あー、オートンは結局、PPV一回分しかもたなかったか。もう少しオートン政権が続いて、HHHと抗争するかと思ったんだけどなあ。
とはいえ乱入決着だったんで、再戦に期待。ちょっとスローペースなまま試合が進みすぎた感もあるけど、何度かやるうちに良いカードになってきそうですよ。


ってなあたりで、感想の垂れ流し終了。現実世界(ぼくの部屋)の方にも乱入があったりして、全部見るのに、3時間以上かかってしまった…。

*1:ふらふらして倒れる、フレアーの動き(命名はぼく)

*2:ぼくの家にあるビデオで現在稼動稼動なのは、ぼくの部屋のものだけ

*3:あと2時間半くらいあります

*4:相手の股間を掴んでます

*5:ぼくだけの想いかもしれないけれど、HHHは足攻めのパターン、好きなんだと思うんだよな。