イノセントW 1巻 楠桂

  • イノセントW 1巻 楠桂

本屋で並んでたので、久しぶりに楠桂のホラーものを購入。ってかぼくは本来的には楠の本は全部買ってたはずだったんだけど、びみょーに最近、抜けちゃってるのよね。えぇ「リトル・ショップ・オブ大橋姉妹」*1も、タイトル忘れちゃったけどCD*2とかも持ってますよ!


と、ぼくの楠桂単行本収集癖はおいておいて、イノセントW。
久しぶりに楠が、ホラー漫画家でもあることを感じさせてくれた作品。バトロワがブームになってくれたおかげか、世間がそういうジャンルにも目を向けるようになったみたいで、そういう方向性の作品が発表しやすくなってるのかも?…とは言ってもヤングキング連載だけどね。
WはWitchのWかな?世が世なら「魔女」と呼ばれてしまう人(まぁ楠の漫画なんで、占い師から、切れた脚をくっつけちゃう人まで出てくるんだけど)が一同に介されて、森の中で魔女狩りされちゃうってなお話。あ、グロいのがダメな人は読まない方が良いですよー。楠の絵なんで、キャラとかはソフトなんだけど、いかんせん絵が上手いタイプの漫画家なんで、まぁその、ぼかしてはあるけど、子供には読ませちゃいけない感じ。怖い。
話の展開がえらいスピーディーなのは気になるところだなあ。ページなり連載期間なりを、十分にはもらえてない雰囲気。いや、想像だけど。


あ、そうそう。若干騙されたんだけど、単行本の帯にあった、「第一部は1巻で終了。続きは雑誌ですぐ読める」みたいな文章。あれは嘘。1巻は普通に話の途中で終わってます。…これで第一部完だったら、逆に怒るってくらい。続き物の途中の引きとしては、問題なしなんで、2巻以降も買おうって方には心配ご無用。

*1:いや、ファン以外には分からないだろうけど、楠と双子の姉、大橋薫の写真集と漫画集。

*2:あろうことか、姉妹でCD出してます