WWE SmackDown 武道館大会(2日目)

WWE SmackDown at the Budokan "Return of the Deadman Tour"ってやつですね。ぼくは2日目(17日)に行ってきました。チケットは持っていなかったんだけど、偶然にもチケットが余ってしまった人*1が会場前にいらしたので、その方からチケットを譲ってもらって観戦。ちなみに一人目のチケット余らせた人は、アリーナ2列目をペアで5万とか。定価2万の席だから、結構いいんじゃないの?
でも、そこまで良い席でなくても良かったので、結局、アリーナ18列目をペアで4.5万で譲ってもらうことに。いやー、余らせちゃう人って、いるもんなんだなあ。

時間があったので物販を見たんだけど、エディさんのシャツは売り切れ。残念。…まぁぼくの職場から3駅くらい電車に乗るとお台場に行けて、そこでWWEのシャツを売ってるから、そこに買いに行けば良いんだけどね。
まだまだ時間があったので、近くのPRONTOでビールでも飲んで時間をつぶすことに。いやー、そこのレジのお姉ちゃんがかわいくてさ!一緒に行った友人はビールついでる子の方が良いって言ってたけど、まぁ確かにそっちの子もかわいいんだけどね。やっぱり(以下、全く関係ない話なので省略)


■スパイク・ダッドリー&トリー・ウィルソン vs ナンジオ&ドン・マリー
ミックスドマッチ(男女混合戦)ってやつね。
ナンジオ大人気。確かにあのやられぶりは最高なんだけれど、ここまで声援が多いとは。FBIコールも何度かあったし。
トリー派とドンマリ派がいたようで、そこらへんも人気を二分。スパイクはちょっと声援が少なかったかなあ。
でも、ナンジオがドン・マリーに抱きついたりすると、ブーイングを喰らってたなあ。みなさま、びみょーなお気持ちのようで。

スパイクが、倒れているドン・マリーの上に落とすダッドリードッグでナンジオ、マリーの二人を撃沈して、トリーがフォール。


レネ・デュプリ vs チャーリー・ハース
デュプリは今日もフランス国旗を手に入場。犬のフィフィはいなかった。会場からはフィフィコール。にしてもデュプリ、いい身体してるなあ。
途中、チャーリーへの応援でUSAコールが。わぁ。日本に来てまでUSAコールされちゃう、フランス人も大変だ。ってか、さっきまでFBIコールしてたのに…。まったく日本人ってのは節操ってものが…いや、好きだけどね。
デュプリが、ロープ足掛けえび固めで、ヒールらしい勝利。


レイ・ミステリオ vs チャボ・ゲレロ vs ジェイミー・ノーブル vs ショー・フナキ
クルーザー級王座を巡る負け抜け4WAY戦。
当然のことながらここでは、フナキさんに対して「ニッポン チャチャチャ」が鳴り響く。節操なくてい良いねー。ぼくも加わってたけどね。
ノーブルが敗れ、チャボも敗れ、残ったのは王者ミステリオと、我らがフナキさん。フナキさん、結構いい感じにジャーマンとか決めてたんだけど、最終的には及ばず。
試合後に、ミステリオが握手を求めてフナキの健闘を称えて、ベルトを渡して腕を掲げるポーズも見せる。
「いやいや、王者はあなたですよ。ぼくじゃないですよ」ってな感じで頭を下げてミステリオを指差すフナキさん。えーっと、正直ちょっと困った?
関係ないけど、ミステリオのタイツにプリントされていた「王 秘」って日本語、なんだったんだろう?「ミステリオ=秘」は何となく成立するから、「レイ=王」なのかな?もしくは、王者ミステリオ?


■マーク・ジンドラッグ vs ジョニー・スタンボリ
どっちを応援したら良いのか、いまいち分からない試合…と思ったら、ナンジオに引き続いてFBIコール発生。ナンジオには及ばないながらも、スタンボリも人気だ。
ってかジンドラックって、ナルシストキャラだったのね。知らなかった。
試合は…えーっと、ジンドラックが勝った。うん。


■ポール・ロンドン&ビリー・キッドマン vs ダッドリーボーイズ
タッグ王座戦
…って、え?ダッドリーズが王者じゃないの?ってか、キッドマンの相方、誰?
試合中に飛ぶ声援から、どうやらポール・ロンドンであるらしいことが分かったのは、試合の後半に入ってから。そうかあ。王座移動してたのね。しかしポール・ロンドンって…試合、ほとんど見たことないよ…。
最後はキッドマンが華麗にシューティングスタープレスを決めてくれました。


ジョン・シナ vs ビリー・ガン
前回の来日ツアーのとき、すさまじく長丁場を闘ってくれた(大半が客の拍手合戦だったけど)二人の対決。今回はどうなることやら。
入場して、分かりやすい英語でラップをしてくれるシナ。前回来日時と言ってることが真逆で良い。
シナが自分の着ていたTシャツを脱いで、客席に投げ込む。
続いてビリー・ガンもタイツを脱ぐ動作。慌ててレフェリーが止めに入る。
二つくらい隣の席の女性が「きゃっ」とか悲鳴をあげてたけど、そのかわいぶり*2はどうだろう?
それはそうとビリー・ガン。「シナがシャツを客席に投げたじゃん?だから俺は、タイツを脱いで、客席に投げようと思ってさ」みたいなアクションをして笑わせる。「ダメダメダメダメダメ、絶対!」って感じで止めるレフェリーもイカス。やっぱビリー・ガン、ハウスショーの隠れエースだわ。
試合はそこまで長引くこともなく、シナのFUで決着。
退場時、ビリーは「Suck it!」のポーズまで披露ですよ(しかもさんざんじらしてから)。いいなあ。ビリー。TVよりもノンTVの方が映えるのね。


ルーサー・レインズ vs ロブ・ヴァン・ダム
えーっと、残るはメイン戦のみだというのに、モルデガイさんがいませんが?まぁ理由は分からなくはないけれど…。
RVDがさんざんいいところを出しておきながらも、ファイブスターはかわされて、結局ルーサーのフィニッシュムーヴ(名前は知らないけど、スイングネックブリーカードロップの後、自分の身体も返す感じの技)でスリーカウント。わぁ。RVDが勝つと思ったのに。意外だった。


ジョン・ブラッドショー・レイフィールドカート・アングル vs エディ・ゲレロ&ジ・アンダーテイカ
JBLの入場に大ブーイング。さすがJBL。ばっちりですよ!
カートの入場は大歓声+大「You Suck」コール。ヒールなのに、ヒールじゃない普通の人気が高いなあ。ぼくもカートのTシャツで会場に行っていたし、他にもそういう人よく見たし。
そしてエディさんにも大歓声。ぼくも節操なく大歓声。
と、エディがリングに上がったところで、カートは椅子を持ち出すわ、JBLはエディを締め上げるわで、テイカーさんが入場する前に、エディさん完全KO。
二人がさらなる暴行をくわえようとしているところに、ゴォーーーンと鐘の音が!もう、会場大興奮大会。あの荘厳な入場シーンはすごかった。前々回、RAWが来日したときに初めて見たHHHの入場シーンの感動にはちょっと及ばなかったけれど、ぼくも周りも、興奮してた。
イカーの入場でJBLとカートがリングを降りた隙に、レフェリーやレスキューが来て、エディを運び出し。えー。エディさん、下がっちゃったよ。
リング上ではテイカーさん大爆発。2対1だというのに、テイカーを恐れて試合権利を擦り付け合うJBLとカート。カートが先にタッチロープを掴んでいて、渋々JBLリングインする一幕も。
実は隠れビッグイベントのカート復帰なんだけど、扱い的には圧倒的にテイカーの大暴れがメインで、テイカー目当ての人にはまさに大満足だったんじゃないかと思う。カートのアングルスラムJBLクローズラインフロム・ヘルを喰らって、二人がダブルフォール。エディ再登場せずに試合終了か?と思ったら、テイカー、二人を跳ね除けるし。
イカーの何度目かのピンチでエディさん再登場。リング外のエディに対して何やら煽るカートとJBL。と、ダウンしていたテイカーが大復活!ちょうど前の人の頭でその瞬間が見られなかったぼくは大ショックですよ。しかし、起き上がるだけであんなに客席が沸くのもすごい。
JBLチョークスラムを喰らわせて、トップロープを指差すテイカー。そこからエディがフロッグスプラッシュでJBLからフォールを奪うと、テイカーさんはテイカーさんでカートに、なんとツームストン!うわぁカートにツームストンって、やっちゃっていいの?!
…ってか、エディの出番はフロッグスプラッシュだけ?しかもそのフロッグスプラッシュも、やけに低かったし。何か怪我か何かあったのかなあ?残念なのと、心配なのが半々…いや、残念なのが大きいか。

試合後、エディがマイクで会場を沸かす。「日本、大好きだってーの」みたいなことをアピール。、
「じゃあオイラの話はここまでで、アンダーテイカーにもしゃべってもらちゃ…あ、いやいやいや、テイカーはしゃべらないよな。オイラ何言っちゃってんだかー」
と、テイカーに出したマイクを引っ込めると、なんとテイカーがエディに手を差し出して、マイクを要求。えー?テイカー、しゃべるの?!
しばしの沈黙の後、「Hello, Tokyo...」
うーーーーーわーーーーーー。しゃべった。しゃべった。テイカーがしゃべった!
「日本のファンたちに謝らなければならない。…もっと早くに日本に来ているべきだった。これからも来るから期待しててくれ」
みたいな内容のマイク。また来るの?また来るんですね?今回、最後かと思ってたよ!
「また私がやってくるその時まで、Rest in Peace」(もちろん最後のRest in Peaceには会場中から声が)


良くも悪くもアンダーテイカーだった、というのがぼくと友人の共通見解。まぁきっと異論の少ない見解だろう。
メンバーがしょぼいとか、カードがしょぼいとか言われていたけれど、カートが試合に出たり、テイカーがしゃべったり、それをフォローすべく頑張っていたんじゃないかと思う。エディが活躍できなかったのは残念だったなあ…。

*1:一般的に「ダフ屋」と呼ばれるそうです

*2:かわいいように振舞う。かわいいぶる。